母が愛し、暮らした津屋崎の家が紡ぐ。明るくて開放的な雰囲気のまちの写真屋さん
津屋崎小学校の近くにある空き家に明かりが灯りました。福津市外で暮らしている家主様より、「母が愛し、暮らした津屋崎のために使って欲しい」と、ご相談をいただきました。私たちは、家主様の希望に合う借り主家族をご紹介。住居兼フォトスタジオへと改修・改装しました。 ―ご実家が空き家になった時、どういう気持ちでしたか? 母の入院がきっかけで空き家になりました。とにかく突然のことで、何の心構えもなく、どうしようかと、戸惑いました。空き家のままにしていたら、草も生えるし家も傷むし、近所にご迷惑がかかるのも心苦しい。どうにかしたいと強く思っていました。 ―相談をされてどうでしたか? ホームページを見て、まちのために空き家活用を進めていることに共感して連絡をとりました。「殺伐としている家だけど、借りる人なんているのかな…」「もう売ってしまった方がいいのかな…」と不安で…。でも、古橋さん(津屋崎空き家活用応援団員)と話をして、家を見てもらった後に「借りる人は、見つかりますよ」と言ってもらえて希望が持てました。それからしばらくして、「津屋崎を愛してくれる人が住んで欲しい」という私の要望通りの借り主さんを見つ…